Project

コンデンサチューニング

 ちまたで話題のコンデンサチューニングをやってみようと思い、遂に重い腰を上げることにしました。
 平たく申し上げれば、自作ホット○ナズマの制作です。

2005/04/30
 まずはコンデンサの内容を決めます。
 検索して調べた結果としては、お手本となるホット○ナズマ(MR)には4700μFと470μFのコンデンサが使用されているそうです。これで低速域と高速域をカバーしているとのこと。低速域が470μFで、高速域が4700μF。
 さらに調べた結果、自作されている人の多くがこの2つのコンデンサに更に1000μFのコンデンサを追加しているとのこと。
 この1000μFが何を意味するのかは勉強不足で…ですが、中にはホット○ナズマに搭載されているコンデンサの容量の中間値のコンデンサを取り付けるとよいという方も。中間値なので、最も近い値では2200μFですけども。
 ま、コンデンサチューニング初心者の私はとりあえず、470μFと1000μF、4700μFの3個で頑張ろうと思います。


2005/05/01
 パーツの手配です。
 古い電化製品から適当に部品取ればコストがかからないとありますが、ただでさえ電化製品を捨てるのにお金が必要な時代に、家中に電化製品が転がっているわけがないです。(涙)
 なので、すべてのパーツを新品で購入します。
 今回購入したのは下記のパーツです。

・25V 470μF(耐熱105℃)
・25V 1000μF( 〃 )
・25V 4700μF( 〃 )
・ユニバーサル基盤
・ヒューズホルダー(平型用)

 このほかに動作確認用のLEDも取り付ける予定です。LEDは在庫ありますし、別用途で使用するLEDも発注してますので。
 今度はこれらを収めるケースです。
 ケースは、ホット○ナズマは金属製です。自作品を販売されている方にも金属製(アルミ製)の物を使用されている方もいますが、大半はプラケースを使用しています。(熱に弱いアクリルを使用するという強者も…)
 でも、あからさまに後付けしました、っていう感じの物は好きではない私。どうせなら「これは何?」なんて聞かれるのが小さな会館だったりします。
 そこで目を付けたのが、バイクのCDIです。
 見た目はホット○ナズマに負けず劣らずなスパルタンなデザインだし、キタコ製になると最初から表面にアルマイト処理がされているのでエンジンルームが煌びやかになります。(私は絶対に塗り直すと思いますけども)
 で、CDIを探しました。すると「送料のみ。動作保証しません、ノークレームで」なんて商品が。
 即ゲットです。部品取りに使うだけですから。
 送料¥390-。(笑)格安だー。
 必要な物はすべて注文しました。後は商品を待つだけです。

2005年5月3日
 まずは1000μFのコンデンサが届く。

2005年5月5日
 残りの部品(CDIとヒューズホルダー以外)が届いたので、まずは試しにとプロトタイプの制作。
 やるからには本格的なことをしたいのが私なので、ユニバーサル基盤にすずメッキ線這わせてみたりする。本格的にやるんならプリント基板にチャレンジしたいのだが、そこはぐっと我慢。
 四苦八苦しながらも、1時間弱で完成。
 プロトタイプなので、タッパに入れました。
 ヒューズホルダーがまだ届いていなかったので、プロトタイプでもあるわけなのでオーディオ用の防水ヒューズボックスを使用。オートステージさんから戴いた配(廃)線の中からチョイスしてきました。なにげにロックフォードのロゴが…プロトタイプにしてはヒューズボックスだけが豪華だ。(笑)
 車両に取り付ける前に、試しにと動作確認用のバッテリー(家に転がっていたやつ)に配線を繋げてみました。LED発光、動作はOKです。じゃあ配線を外して…配線を外してもLED点灯しっぱなしです。(汗)さすがはコンデンサ。しっかりと電気を蓄えたわけですな。(消灯するまで1分くらいかかりました)
 通電したので、実車配線。仮止めなのですが、タッパを一周する結束バンドが見あたらなかったので、マフラー補修用に購入して使わなかったステンレス製の結束バンドを使用。これは外し片側からなかったので(爆)1回ぽっきりです。(エアフロを固定しているステーに付けました)
 青いLEDがいい感じで光ってます。このプロトタイプにもCRD使いました。LED1灯なのに贅沢仕様です。
 まだ20km程度しか走行してませんが、これといって違和感なし。ただ2速→1速にダウンしたときの加速が良くなったように感じました。
 そのほかには、リーンバーン走行時に起こる電圧降下で、ある程度電圧が下がると平坦道路を走行しているにも関わらず電圧が平常値まで回復しました。恐らくコンデンサが降下したのを察知して蓄えた物を出してくれたんでしょうね。

2005年5月6日
 午前の便でキタコのレーシングCDIが届いたので、早速作業。
 両側合計8箇所に3mmのキャップがついていたので、まずはそれらの撤去。1箇所だけ妙に堅い。
 しかも。ダ○ソーで購入した六角セット、見事に舐めました。(笑)でも¥105-で1年保ったのでいいほうでしたね。でも、ホームセンターで購入した六角でもかなり堅かったです。CRC噴けば良かったですね。
 続いてパネルの撤去。パネルも堅い…シール?のようなものが固着していて、ドライバーとハンマーでたたきながら取りました。
 パネルを取って、アレ?このパネルを取ればすんなり取れるんじゃないの??
 どうやら、アルミケースの中にある寒天のようなもの自体がCDIユニットのようで、この寒天を取らないといけないみたいで。
 どうやって取ったらいい物か。叩くか。(爆)
 1/3ほどハンマーのみでガツガツ叩きました。後にCRC噴いたらスポッと。(苦)
 で、CRCをパーツクリーナーで綺麗に落としてから、弐号機を制作しました。
 本当は1000μFをもう1個追加したかったのですが、スペースの関係で却下。(泣)壱号機とスペック的変化はないです。
 ですが、インジケーター用のLEDはφ3の赤に変更です。
 寒天のせいで底板がなくなってしまったので、何故購入したかわからないトラック用の反射板(苦)をカットしました。アルミ製だと思うので、腐食はしないはずです。(CDIのカバーもアルミ製♪)
 側面カバーはそのまま使用しますが、コネクター側はなんらかの加工が必要です。(コーキングで埋めるだけにするかも)
 まだヒューズボックスが届かない…実車装着が出来ない。(汗)



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