ツイーター取付

ショッカー4ΩツイーターSK115  フロントドアに、ツイーターを取り付けました。
 今回取り付けたのは、ショッカー4ΩツイーターSK115です。オークションで¥620-で落札しました。
 SK115のスペックはこちら。
 今回、ツイーターと一緒に取り付けたボストンRC51クロスオーバーネットワークの取付はこちら。

中身の確認  まずは中身の確認です。ツイーター本体(2個1組)とネジが4本。これだけです。(笑)ツイーターの裏側には丸い両面テープが付いています。
 説明書はパッケージの裏側です。ただスピーカー配線に噛ませるだけとしか書いておりいません。(苦笑)
 たぶん、様々なメーカーにOEMとして出荷されている商品だと思います。パッケージも(ハッキリ言って)雑で…まあ安いから文句は言いませんが。(言ってるじゃん)
 早速作業に掛かります。まずはドアの内張を外します。(これ以降、写真は右ドアの物だったり左ドアの物だったりと混在しますので悪しからず)
 一番最初にすることは、窓を閉めることです。窓を開けた状態にしておくと、配線を通すときに非常に手間取りますし、最悪の場合、窓に傷を付けてしまうからです。

ドアの取り外し 1  2003/09/15更新。内張の取り外し方の詳細を別ページにアップロードしました。こちらを参考にしてください。

 次に、ドアハンドルのまわりのパネルを外します。
 ここは白丸の場所にマイナスドライバーを差し込みこねると取れます。後はパネルと内張の間を曲げないようにしてパネルのツメを外していきます。

奥のネジを外す  ドアノブのまわりのパネルを外し終えたら、取っ手の所にネジが2本見えます。
 2本のネジの内、ドアの取っ手の部分の置くのネジを取ります。手前のネジは外しても関係ないので触りません。

ドアのネジを外す  続いて、内張の外側にある2本のネジを外します。このネジは内張と同じ色のカバーで保護されているので、最初にこのカバーを外します。マイナスドライバーでちょっとこねるだけですぐに取れます。このとき、やりかたによっては勢いよく飛んでいく恐れがあるので、誤って目に入れたり誤飲したり、なくさないように気を付けます。まわりに小さな子供を置くなんて御法度です。
 反対側のネジの位置はこちら。

 今度は内張を外します。内張は全部で9個のリベットで固定されています。最初の内はリベットの位置が特定できないので、内張の外側のネジ穴にマイナスドライバーを差し込んでリベットの位置を確認します。
 ドアの外側からリベットを外していけば簡単に内張は外れます。下側のリベットが外れれば、後はマイナスドライバー不要です。バリバリッと内張を外すことが出来ます。(笑)
 内張を外すとこうなります。  内張を外したら、ドアコーテシーランプのソケットを外します。何も手を加えていない状態だと、このソケットの配線がドアと内張を繋ぐ唯一の接点になっています。
 あと、ドアコーテシーランプのバルブも外しておいた方がいいです。万が一接触などで割れて怪我するかもしれないので。

パワーウインドウのコントロールユニットを外しておきましょう  このときに、パワーウインドウのコントロールパネルを外しておくと、内張を戻す際に非常に作業が楽です。特に内張を戻した後にパワーウインドウが動作しなかったりすれば、また内張を外す作業をしなくては行けないので、外しておくと作業が楽になります。
 スイッチの裏側はこちら。
 内張の裏側から見たらこうです。

スピーカー線の移動  内張を外したら、今度は既設のスピーカーを外します。  RVRのスピーカーは四隅をネジ止めしている物なので、四隅のネジを外せば取れます。
 ネジを外したら、スピーカーコードが見えると思いますので、まずはカプラーを外します。カプラーを外して、スピーカー側の配線を加工します。
 ここで注意しなくてはいけないことに、どちらがプラスの線かということがあります。
 純正のスピーカー配線の赤(場合によっては青、オレンジなど別の色になっているかもしれません)がプラスだと思ってください。その線がスピーカーのどちらの曲に繋がっているかを記憶しておきます。忘れてしまいそうでしたら、カプラやギボシ、スピーカーのターミナルに赤い油性ペンで印を付けておくのも一つの手です。
 次に、外したカプラにクロスオーバーネットワークまでの距離分だけの配線を付けます。事前にクロスオーバーネットワークまでの距離を測っておけば簡単です。
 カプラ→クロスオーバーネットワークまでの配線は、ギボシで止めてもいいし、半田で固定して絶縁処理してもいいです。私は半田で固定した後、熱収縮チューブ(φ4)で絶縁し、その上から黒のビニルテープを巻きました。
 クロスオーバーネットワークに配線を取り付ける場合、クワガタ端子で止めてもいいのですが、私の場合場所が場所な為、配線をダイレクトにネジ止めする事にしました。
 加工した配線はクロスオーバーネットワークに取り付けておき、元の配線はパワーウインドやドアコーテシーランプの配線が出ている穴から通し、防水カバーの一部に切り込みを入れてそこから出します。私は防水カバーの向こう側に丸い黒丸がある場所に切り込みを入れて、そこから配線を出し入れしました。

ツイーターの既存配線発見!  続いて、ツイーターの配線加工をします。
 ツイーターに付属している配線だけではクロスオーバーネットワークまでは届かないので、前に上げた配線加工同様、半田で固定して絶縁処理しておきます。
 ツイーターの配線は、ドアハンドルの下の穴から通して、パワーウインドやドアコーテシーランプの配線が通っている穴からだし、先ほど開けた防水カバーの切れ込みから出しクロスオーバーネットワークに接続します。
 このとき見つけたのですが、ドアにはツイーター用の配線が引っ張られていることを目撃!(笑、写真)
 でも今回はクロスオーバーネットワークを使ったツイーターの取付方なので、これはいつか追加でツイーターを取り付ける時用に取っておきます。(汗)

 今度はクロスオーバーネットワークからスピーカーまでの配線を作ります。
 スピーカー側のみ、平型端子(カバー付き)を取り付けます。平型端子と配線は、半田で固定すると抜け落ちなどを防ぐことが出来ます。また、半田はなるべく銀入りを使った方がよいといわれています。(銀入り半田は電気伝導率が普通の半田よりも向上しているとのこと。ホームセンターで¥1000-なく買えます)

4極カプラを取り付けます  ドアの内張の取り外しを容易にするため、4極カプラを使用します。これは市販の物を使います。今回使う物は、エーモン製の4極カプラです。
 4極カプラは電気の入り口側にメスを取り付けるので、ドア側はオスのカプラを使用します。
 4極カプラへは、クロスオーバーから出ていく配線(スピーカーとツイーター)を差し込みます。純正配線からクロスオーバーまでの配線には既にカプラが使われているので不要です。
 4極カプラに線を差し込むとき、どちらがプラス配線かを忘れないようにします。方一歩のカプラがプラスで、方一歩がマイナスでは音は出ません。私の場合、カプラの上側にプラス配線を、下側にマイナス配線を差し込みました。
 あと、カプラにどちらがプラスで、どちらがスピーカーかなどを記号で書いておけば尚のこと迷いません。

通電確認  続いて、音が出るかを確認します。
 音が出ない場合は、どこかが接触不良か、配線の接続ミス、物が壊れているかです。まずは配線の確認から調べましょう。
 私は一発で音が鳴りました。

 音の確認が出来たら、スピーカーを元の位置に取り付けます。
 ツイーターはドアの内張をはめた時点で、一度フッティングの確認をします。

 次に内張を取り付ける作業に掛かりいます。
 クロスオーバーネットワークから出てきている配線を順に接続していきます。クロスオーバーネットワークから出ているスピーカーとツイーターの配線にも、4極カプラを取り付けることをお忘れなく。
 あと、ドアコーテシーランプのソケットを元の位置にはめておくのも忘れずに。  ドアの内張は、1回ですんなりはまりません。(はめられる人はすごい!)何度も外したり差し込んだりで、なんとかはまりました。

ツイーターのカバーを外します  続いて、ツイーターを内張に取り付けます。私が購入したツイーターは内張のツイーター固定穴よりも一回り小さかったので、ヘッドユニットに貼り付けるスポンジテープを上と下に巻きました。(上下に箇所の固定なので、全部に巻く必要はないです)
 今度はドアハンドルのまわりのパネルをはめようとしたのですが、ツイーターの出っ張りがパネルのツイーター穴に見事ヒットしてしまい、パネルをはめ込むことが出来ない状態になりました。
 やむを得ず、パネルのツイーター穴のカバーを外すことにしました。カバーはネジ2本で止められているだけなので、ネジを外しカバーを外しました。ネジはなくさないように、再びパネルに付けます。このとき、ドアの取っ手のネジを閉め忘れないようにしてください。
 続いて、パワーウインドウのコントロールユニットをはめ込みます。はめ込んだら、一度パワーウインドの動作チェックをしてください。もし動作しない場合は、また内張を外して〜の作業を繰り返します。
 一番最後に、内張の左右にあるネジを締め、カバーを取り付けておきます。

完成  なんだかんだで、完成しました。
 できばえは、素人がした分にしてみれば満足できる出来ではないでしょうか?

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