オーディオ移動
MMCS搭載車用のフード(正式名称不明)が手に入ったので、今まで電装品のスイッチパネルがあった場所(純正ナビ位置)にオーディオを移動しました。
最初はオーディオハーネスなどを延長するために別途、オーディオハーネスやカーラジオアンテナ延長キットなどを購入しようと思ったのですが、構造を見たところ、隙間を這わせればそんな浪費しなくても簡単に出来そうだったので購入を辞めました。
まずは、オーディオ周りのパネルを取り外します。
続いて、ハザードのカプラーをスイッチから分離させます。
続いて、オーディオと車体を固定しているネジを取り外し、一度オーディオについている全ての配線を取り外します。
取り外し終えたら、オーディオから取付金具を取ります。
オーディオに関係ある配線を、エアコンダクトの左右から純正ナビ位置に通します。この際、助手席側からはオーディオ配線やRCAケーブルなどを、運転席側からはラジオアンテナを通すようにします。
ここで補足ですが、純正時計の配線にエレクトロタップを噛ませて、運転席側のほうへ配線を通しておきます。純正時計の配線からは常時電源、アクセサリー電源、イルミネーション電源、アースが取れますので、エレクトロタップで配線を増やしておけば後付ナビを設置するときにと重宝します。(蛸足配線は電気系統に良くないので、取って2電源程度にしましょう)ちなみに、私は全ての配線に2SQ(MAX 140W)の配線を噛ませて、メスのギボシを付けてます。配線移動作業はここまで。
続いて、オーディオを固定する金具を製作します。
純正オーディオの金具や純正時計の金具、MMCSモニターの金具は全て使い物にならないので、自分で加工or業者に加工を依頼して取付金具を準備する必要があります。
私はエーモンのカチオン電着塗装した取付ステーをサンダーで切断したものを使用しました。(ステーにお金は掛けられないので、余り物を使用)
取付ステーは取付後は見えなくなる部品なので、左右の形状が違っても構わないと思いますが、見せたい人はこだわった方がいいと思いますね。
この時点で、オーディオに配線類を取り付けてしまいます。取付ステーで固定した後からでは非常に作業がしづらいです。(フロントウィンドウとダッシュボードの間なので)
作った取付ステーで、オーディオを固定します。オーディオ固定作業はここまで。
続いて、MMCSフードの加工をします。
純正のままだとオーディオの開閉操作(ディスクの取り出しなど)が出来ないので、かなり切り落とす必要があります。
切り落とすために使った道具は、φ6のカッティングビットを取り付けた電動ドリル(φ6のカッティングビットでなくても電動ドリルの刃でも加工は可能です。ただ、電動ドリル用の刃よりはカッティングビットの刃のほうが切れ味はいいですし、大創産業製のものは¥100-で買えます)と金鋸、ニッパー(プラモ用でも可)、平ヤスリ、あと簡単に作業がしたい方はリューターやサンダーを用意してもいいと思います。私はリューター代わりに、大創産業で取り扱っている電動ドリル用の砥石を使いました。理屈はリューターと同じですから。
まずは、オーディオの寸法を計り、カットする場所を定めて、ドリルで豪快に穴を空けます。
ある程度穴を開け終わったら、ニッパーなどで穴と穴の間の山の部分をブチブチ切断したり、金鋸で切り落とします。最後にリューターやサンダーなどで、金鋸やニッパーなどで落とせなかった細かい箇所を成形します。
何度もフッティング確認(パネル開閉式の場合はパネル開閉の確認も忘れずに)をしていきます。結構根気がいります。なにせ切断してはフッティング確認して、修正(再切断)してはフッティング確認しての繰り返しです。
最終フッティング確認終了後、切断面を丁寧に成形して(バリなどを残さないように、特に再塗装を考えている人は)完成です。
オーディオ移設して気づいたことは、走行中のオーディオ操作がかなり困難になるのと、腕を降ろした状態でのリモコン操作が出来なくなるということです。
この二つのことははじめから念頭になかったです。(笑)まあ走行中にオーディオ操作が出来ないというのは運転に支障を来すようそがなくなるのでいいことだろうとは思いますが。(汗) ただ、電話が掛かってきたときのことを考えて、ボリューム調整くらいは手元でやりたいと思ってます。GTO純正ステアリングに付いていたようなのが付けばいいのですが…KENWOODの純正部品にある、有線式リモコンを購入検討してます。
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