フロントドアスピーカー交換
下に挙げている交換方法は、あくまでも私の行った事例ですので、若干逸脱しているところもあるので参考程度にしてください。
ウーハーも載せて、アンプも搭載してとオーディオ関連に力を注いでいるのに、ドアスピーカーが純正のままでは締まりがないので、交換することにしました。
今回チョイスしたのは、SHOCKER(ショッカー)の6.5インチ3ウェイスピーカーを選択。オークションで¥2300-でした。
SHOCKER SK612のスペックはこちら。
スピーカーのアップはこちら。
ヘッドユニットが50W×4なので、SK612の性能がフルに出されるわけではありませんが、15Wしか出ない純正よりはマシだろうということでチョイスです。
まずは内張を外します。
内張の外し方はこちらを参考にしてください。
内張を外し終えたら、純正スピーカーを取り外します。(画像は左ドアのスピーカーです)
純正スピーカー四隅のネジを取り外すと、スピーカーは外れます。スピーカーに接続されている配線を取り外し、スピーカーを完全にボディから取り除きます。
SK612をフッティングさせたのですが、SK612と純正スピーカーのネジの位置が全く違うことにここで気づきました。
ドアにドリルで穴を空けるわけにもいかないので、バッフルボード(以下バッフル)を製作することにします。
バッフル製作のために、板に切断する線を引きます。
今回は突発的なことでしたので、MDFを使わずに手持ちのコンパネを切断して作りました。
・MDFとは…
木材を繊維状にして接着剤などを加えて、加熱、加圧成形したものです。
非常に細かい繊維で成形されている為、加工性が良く、仕上げ面も細かくなります。
水分を吸いやすいという性質があるため表面に塗装するなどの加工が必要です。
本来なら音響関連の部品はこのMDFを使用すれば最高の出来映えになるのですが、時間もなかったし予算も…だったので、材質はコンパネです。
コンパネに穴を空ける為の線を引き、ドリルでジグソーの刃が通る穴を空けます。穴は4箇所くらいがちょうどいいと思います。
空けた穴にスピーカーを合わせ、フッティングを確認します。
もし押し込んでもスピーカーがはまらない場合は更に切断します。
間隔が開きすぎている場合は作り直します。隙間が空きすぎていると内張に干渉してしまう可能性があるからです。(ジムカーナ用なら問題ないです、汗)
フッティングに問題がなければ、バッフルの形を決めてしまいます。最初は正方形に切断して、ドアと固定するための穴を空けます。
このとき、純正スピーカーの穴の位置をバッフルにトレースすると確実です。
穴は、最初大きめの穴をオー度の2/3くらいまで彫り、残りの1/3はネジが通って、且つ若干の隙間が空くように彫ります。
私の場合は、最初φ12の木工ドリルで彫り、残りはφ8のドリルで彫りました。
段違いに彫るのは、純正のネジの長さがボードを貫通しドアと固定できるだけの長さがないことと、ボード上にネジの頭が露出するとスピーカーを固定する際に干渉するからです。
一般に市販されているバッフルは、この取付ネジの周囲だけ一段掘り下げられているものが多いようですが、理由は取付ネジとスピーカーが干渉しないようになっているのです。
穴あけをして、一度バッフルのみをドアに取り付けます。不要な箇所を判断して、ジグソーや丸鋸で切断します。
切断し終えたら、丁寧にヤスリ掛けをします。特にスピーカー穴は念を入れてしましょう。
バッフルにスピーカーを取り付けます。
スピーカーを取り付ける前に、バッフルにドアと固定するネジを通しておきます。津ピーカート取付ネジの穴が干渉する為、スピーカーを完全に固定した後にドア固定のネジが入っていかないからです。
SK612に付属してきたネジだとバッフルを貫通してしまうので、ホームセンターから妥当な長さ、頭の大きさのネジを買ってきます。
自分のバッフルにあまり信頼を持っていない(笑)ので、バッフルに固定できる穴全てにネジを打ち込み固定します。
ネジの打ち込みは電動ドリルで行った方がいいです。手でちまちまやっていると日が暮れます。どうしても手で締めたいというかたは、あらかじめ5ミリくらいバッフルに穴を掘っておくと、簡単にネジが止まりますよ。
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