シフトノブ交換
折角マニュアル用のシフトブーツが手に入ったので、シフトノブもマニュアルのようにしたかったので、思い切ってシフトノブを交換しました。
交換といっても、ヤフオクに出品されていたギャランに使っていたという中古品ですが。(笑)
恐らく私が購入した商品は、
シグマスピード
の汎用シフトノブ アルマイト・カーボンルックのブルーだと思います。
新品で購入すると、¥6500-するものが1/5程度で購入できたし、程度もそこそこ良かったので安い買い物でした。
まずは、純正のシフトノブを外します。外し方はシフトブーツ交換のページに記載しているのですが、まだできていないので(汗)ここで簡単に説明します。
まず、シフトノブ付け根のカバーを外します。マイナスドライバー(精密ドライバーの一番大きなサイズが作業しやすい)を使ってカバーを外します。
すると、カバーの中に皿ネジ(プラス)が2本あります。一番最初の時は結構きつくしまっているので、舐めないようにネジを取ります。
このネジを外すと、シフトノブが外せます。
シフトノブを外すと、レバーの先端に三角形ののプラスチックの物体がEリングで固定されています。
Eリングはなくしやすいパーツです。ホームセンターで5〜6個入りで¥200-で売っていますが、Eリングがないとシフトノブが固定されないので非常に危険ですので、くれぐれもなくさないように、なくしそうな方はホームセンターで買ってきてから作業を行いましょう。Eリングは、ホームセンターで売っている最小サイズの物がフットすると思います。(不確)
Eリングは、マイナスドライバーで片方の端を押してやると少し浮きます。浮いた後は手で取れますので、なくさないように取り外します。
市販されている汎用のシフトノブは、専用の先端部を使用していると思いますが、私が落札した物にはそれらしきものは付属してきませんでした。(付属品は、画像にあるノブの真ん中に入れる筒のみでした)
でも、サイズ的にノブの中に収まりそうなので、私は純正のものを流用しました。
続いて、シフトブーツ・シフト周りのパネルを取り外します。
まずは灰皿を取り外し、灰皿の奥にあるネジ2本を取り外します。すると、灰皿の周囲のマウントが取り外せます。
この空間から指を差し込み、シフト周りのパネルを押し上げます。するとパネルが若干浮き上がり、マイナスドライバーが入るだけの隙間が出来ますので、この隙間にマイナスドライバーを差し込んで、てこの原理でパネルを取り外します。
ドライバーはこの位置から差し込むと作業が楽です。
片方のツメを取る(パネルを浮かす)と、もう片方は工具無しで浮かすことが出来ます。
パネルを取り外したら、シガーソケットの配線(プラス、マイナス、スモールで連動する電球)とシフトインジケーターの照明の配線(ATパネルのみ)を取り外します。
2003/10/11更新。
シフトパネルの取り外し後について、もう少し詳しく説明しているページを作りました。
こちらをクリック
。
続いて、交換するシフトノブを取り付けます。取り付けといってもここで調整などをしなくてはいけないので、シフトパネル・シフトブーツ以外の全てのパーツを一度取り付けます。
まず、シフトノブから筒のような物を取り外します。かなりガッチリと刺さっていたので、プライヤーなどで引っ張ります。
外した筒をシフトレバーに前もって差し込みます。
筒を差し込んだら、プラスチックの先端とEリングを付け、その後にシフトノブを差し込みます。
ここで、一度レバーが正常に作動するかを確認します。結果、最初から付いてきた筒の先端の径が小さく、先端部を押し込んだときに筒の中に入らずにシフト操作が出来なくなるという事が判明。
もう片方の筒は、先端部の径が余裕があるだけ大きく、そのような問題は起こりそうにもなかったのですが、筒の外側が厚くシフトノブの中に入りませんでした。この筒も何らかの加工が必要なようで、筒を加工している時間がなかった(夕方には車を使いたかったので)ので、最初から付いてきた筒の先端をリーマーで削り広くして取り付けました。
リーマーで数回削っただけで先端部がスムーズに出入りするようになりました。
今度は差し込む長さの調節です。差し込む長さが短いとシフトノブ先端のボタンを押してもレバーが作動せず、押し込みすぎると今度はきつすぎて反動が大きく、最後にはロックされなくなるとうい症状が出ました。
私は何度もフッティング調整をして、
レバーを差し込んだときに、変速機先端が軽く沈んだところで固定するようにしました。
シフトノブの固定は、付属のイモネジはなく、ホームセンターで売っているM4のボルトで固定しました。この理由は後ほど。
固定後、試運転して最終のフッティングの確認をしました。かなりスムーズにレバーが動きました。
動作確認を終えたら、シフトノブ一式を外します。
続いてブーツを若干加工します。
加工する箇所は、ブーツ先端のリングです。これは、MT用シフトブーツに純正ATシフトノブを装着すると、マニュアルモードの際に減速の動作が重くなるという現象が起こっていたので、限界までブーツの遊びを減らそうとしたからです。
まず、先端のリングを外します。リングは、ブーツの内側から結束バンドで縛られていただけだったので、ニッパーでバンドを切断し、リングを取り外します。
リングを取り外したら、ブーツを裏返します。裏返された表側に、シフトノブを差し込みます。そしてイモネジの取り付け穴から1センチくらい上の場所で折り返します。これはブーツの遊びを少しでも減らそうと、ブーツを短くする為です。
イモネジ取り付け穴の場所に目打ちなどで穴を空けて(私はポンチでブーツを突き破りました)、先ほど用意したM4のボルトにナットとワッシャを通した物を使って固定します。ボルトはまだ完全に締め付けるのではなく、本体に軽く差し込む程度に締めておきます。
いよいよ取り付け作業に入ります。まずは
シフトレバーに筒状のプラスチックを取り付け、続いてプラスチックの先端部一式を取り付けます。
次に、シフトレバーを取り付けます。レバーを取り付け、
M4のボルトを均等に締めます。きつくなってきたら、ナットを締めて完全に固定します。
ボルトを締めたら、その上に結束バンドを巻き付け、折り返した場所に隙間が出来ないようにします。
余った結束バンドはニッパで切断します。
結束バンドを取り付けたら、シフトブーツを折り返してシガーソケットの配線を元に戻します。取り付けるカプラーは間違えないように接続します。(私の車の場合は、白がプラスで黒がマイナスです。マイナスのカプラにはロックがついています)
AT用パネルからMT用パネルに変更すると、シフトインジケーター用のカプラーが余りますので、挟まったりしないようにどこかに固定しておきましょう。
そしてパネルを取り付けて、再度シフトブーツを手直し(たぶん折り返した場所がシワになっていると思われるので)して完成です。
完成後のインプレッションですが、まず触り心地が違います。合皮と金属ではやはり違いますね〜。
それと、シフトブーツの遊びをなくしたことにより、減速動作がスムーズになりました。純正のATパネルと何ら変わりないです。
欲を言えば、本当はレッドのアルマイト・カーボンルックが欲しかったのですが、我慢です。(涙)
あと、夜ノブが見えないです。前は頭が大きかったので掴みやすかったのですが、暗いと掴みづらいです。やはりライトアップしてやらないといけないみたいですね。(汗)
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